《やがて君になる(7)》简介:

学校に残る侑は、好きがわからずに……。

自らの足で前へと進み始めた燈子

だが、その隣は侑の居場所ではなかった。

すれ違ったまま時が過ぎ、

燈子と沙弥香は修学旅行へ。

「思いを伝える。その時は、もう来ている」

《やがて君になる(7)》摘录:

 「好き」ってなんだったんだろう?  ずっと言えなかった言葉だ。ずっと言いたかった言葉だと思う。  なのに口から出てしまったら、もう正体がわからない。  失恋......って言うんだろうか?  わたしは涙も出なかった。  ......わからない。心が痺れてる。  自分のものなのにどこか、遠いところにあるみたいだ。