モテ本にはない「きちんと愛し、愛される男(ひと)」になる方法を伝授します。
優しく、まじめで誠実だけれどなかなか恋愛に積極的になれない男性=「草食系男子」。「いい人」で終わってしまいがちな「草食系男子」は実は多数存在する。
女性は幼い頃からマンガなどで「恋愛教養度」を高めているが、男性はそうした機会に恵まれず、いきなり恋愛の荒海へ放り出される。両極端である「オタク」化や「鬼畜」化はそうした現状にも起因している。
「モテ」なくてはいけない「非モテ」はイヤだ、というニーズは広くあり、世に「モテ本」が隆盛を極めているが、そこでの「モテ」とは「不特定多数の人に好意を持たれるためのテクニック」だ。
本書では、「モテる」とは「好きな人とつきあえること」とし、「そうした男になるためには、女の子の身になって考えたり、感じたりできるようになるのが一番大事」というメッセージを、ストレートに伝える。「暗い青春」を過ごしながら、年月を経て、「恋愛上手とは人間理解が深いこと」と悟った著者が、自らの実体験、また学問的アプローチから、会話やコミュニケーション、正しいエッチの知識などを解説していく。