13年間の家族の記憶。夢のようで、どこにでもある幸福。
サントリー烏龍茶、伊右衛門、無印良品、資生堂
など広告写真を中心に比類ない活躍を続けている上田義彦。
モデル・桐島かれんとの結婚から、
4人の子供の誕生で家族が6人になるまでの13年間の軌跡が、
確かな技術に裏打ちされた繊細な撮影によって
記録されています。
流れゆく時間の中で二度と見ることの出来ない、
小さなほほ笑み中にあるかけがえのない記憶に
満ちあふれた本書は、
写真家上田義彦の一つの到達点を示しています。
出産・育児を経てモデル業を再開し、
テレビや雑誌での活躍を通じて、
多くの女性たちから圧倒的な支持を受けている桐島かれんが、
1993年からつけている「十年日記」を抄録。
胸を締めつける、小さなほほえみの数々。
写真家は、二度とない大切な時間に魔法を
かけ、永遠の中に封じ込めた。