撮り下ろし写真で運慶の魅力に迫る仏像展図録の決定版
日本でもっとも著名な仏師、運慶(生年不詳-1223)。
平安時代末期から鎌倉時代にかけて活躍し、まるで生きているかのような写実性と精神的な深みに富む作品を生み出しました。
運慶は生涯に多くの仏像を造ったとみられますが、現存する運慶作あるいはその可能性が高い仏像は、31体という見方が一般的です。各地で大切に守り継がれてきたこれらの仏像のうち本展覧会には過去最多の22体が結集し、史上最大の運慶展が実現しました。
運慶の父・康慶、息子の湛慶、康弁ら親子三代にわたる約80体の作品を通じて、日本の彫刻史に燦然と輝く一時代を築いた運慶の作風の樹立と継承をたどります。
図録は巻頭にもモノクログラビアをもうけ、全作品をオールカラーで収録。国宝「無著菩薩立像・世親菩薩立像」、国宝「四天王立像」(いずれも奈良・興福寺蔵)や重要文化財「聖観音菩薩立像」(愛知・瀧山寺蔵)など、写真家の六田知弘氏による迫力ある撮り下ろし写真を贅沢に掲載しました。
出陳されない運慶作品もカラーページで紹介しています。
運慶作品のX線やCT画像を含む像内納入品や銘文等を網羅して掲載した資料編も大変充実しています。
展覧会鑑賞の記念に、そして運慶についてまるごと理解するための資料としても必携です。"
迫力ある撮り下ろし
写真家の六田知弘氏による迫力ある撮り下ろし写真を贅沢に掲載。
運慶についてまるごと理解するための資料としても必携
運慶作品のX線やCT画像を含む像内納入品や銘文等を網羅して掲載した資料編も大変充実しています。
展覧会鑑賞の記念に、そして運慶についてまるごと理解するための資料としても必携です。